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Aap ki pasand(アパ・キ・パサンド社) |
| インド政府御用達の紅茶鑑定士がセレクトする上質な茶葉 |
アパ・キ・パサンド社は、インド政府御用達として国賓の贈答品を選定するほど卓越した能力と経験をもつ紅茶鑑定士サンジャイ・カプール氏が、自ら創立した高級紅茶専門会社です。
社名の由来は英語でいう”As you like it ”つまり”お気に召すまま”という意味のヒンドゥー語。
「あなたの好みの紅茶を心ゆくまでお楽しみいただきたい」という気持ちが込められています。
アパ・キ・パサンド社のサンジャイ・カプール氏とは一体どんな人物なのでしょう?
そして、彼がセレクトする茶葉の魅力とは?
その魅力を探るべく、輸入元の八基通商(株)を訪問しました。
今回お話をうかがったのは、八基通商・営業部長の平山さん。
カプール氏とは16年来のお付き合いだそうです。
平山さん自身も紅茶について造詣が深く、本場で行なわれているテイスティング方法や紅茶の愉しみ方など、紅茶の奥深さについてもうかがうことができました。
(取材日:2009年9月某日)

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| 本場のテイスティング方法とは? |
平 : 「現地で実際に使われている茶器を使って、3シーズンのダージリンティーを
テイスティングしてみましょう! 」
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| 1. 茶器にお湯を入れて蓋をします。 |
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2. 茶葉を5分蒸らし、茶碗に入れます。 |
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| 3. 蓋をひっくり返した上に茶葉をのせます。 |
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4. 茶葉の香りを確かめます。 |
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平 : 「カプールさんは蒸らした葉っぱの香りを大きく吸い込み、息を吐き出したときの
鼻腔に残る香りで判断すると言っていますね。深呼吸するような感じで・・・」
T : 「すーーーーーーー(大きく鼻で吸って)、ふーーーーーーー・・・(鼻で吐いて)」
平 : 「どうですか?」
T : 「・・・3シーズンでこんなにも香りが違うんですね。あと、息を吐いたときに残る香りでテイスティングするとは、はじめて知りました。」
平 : 「香りを確かめた後は、いよいよ茶碗に入れた紅茶の水色を確認し、口に含んで味のテイスティングを行ないます。」
T : 「これを一日何百も繰り返して茶葉を選別するんですね。職人技です・・・。」
平 : 「お茶によっても選ぶポイントが違うんですよ。ダージリンがどちらかといえば“香り”を
愉しむお茶だとすると、アッサムは“味”。アッサムには、ミルクティーに最適な
CTC製法を採用していますが、かなり粒が大きいでしょう? この粒が大きいほど、
ランクが高いと言われてます。イギリスやフランスの有名な紅茶ブランドでも、
この粒が意外と小さかったりするんですよ。」
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| ↑ CTCとは茶葉を裂いて丸める製茶法。 |
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↑ 左奥がニルギリ、右手前がアッサム。 |
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T : 「アッサムは粒が大きくて、しっかり色がでていますね。一方のニルギリは透明感があります。」
平 : 「ニルギリはクセがなくマイルドな味わいなので、フレーバーティーやブレンドティーに重宝されています。フレーバーティーの代表・アールグレイは、
ベルガモットの香りがポイントですが、これにもニルギリが使われています。」
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| イギリスにおける紅茶の文化・愉しみ方 |
T : 「紅茶といえばイギリスを思い浮かべますが、紅茶の愉しみ方も国ごとで違いますよね。」
平 : 「イギリス人は圧倒的にコーヒーより紅茶。わたしは以前、オーストラリアに
住んでいたことがあって、そこはイギリス人も多く住んでいましたから、よく一緒にモーニングティーをしたものです。」
T : 「モーニングティーとはどのようなものなのでしょう? 」
平 : 「ランチという堅苦しさはなく、11時頃から集まって、紅茶とともにケーキやサンドウィッチなどの軽食を愉しむものです。アフタヌーンティーに対してモーニングティーと呼ばれています。いろんな家に招かれるのだけれど、その家オリジナルの紅茶ブレンドがあって、
家ごとでぜんぜん味わいが違うんですよ。」
T : 「イギリスでは、自宅で紅茶をブレンドしているんですか? 」
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平 : 「そうなんです。ブレンドには、その家ごとに代々伝わるレシピがあるんです。
あの茶葉とこの茶葉を何対何とか、紅茶メーカーのものをブレンドするとか。
しかも、ほかの家の紅茶がどんなに美味しくても『どことどこのブレンド?』なんて聞くのはマナー違反。イギリス人の紅茶に対するこだわりの深さ、そして愛情が伝わりますよね。」 |
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| ↑ 今回お話を伺った八基通商株式会社の平山さん |
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T : 「日本人も昔から緑茶をいただいてますが、1つの種類をストレートでいただくのが一般的です。お茶を自宅でブレンドする・・・という発想は、なかなか出てこないですね。
驚きです。今回、紅茶についてはじめて知るところが、たくさんありました。まだまだ紅茶初心者ですが、まずはカプールさんの紅茶を愉しむところからはじめたいと思います。
興味深いお話をありがとうございました。」
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