バニラビーンズ

「タヒテンシス種」は太平洋のフランス領ポリネシアに属するソシエテ諸島特産のバニラビーンズで、生産量が少なくブルボン・バニラとは異なる香りで稀少価値の高いものです。アニスに似た濃厚な香りで、フランス本国では洋菓子作りに取り入るシェフが多く、近年日本でも愛用者が増えています。万年筆の様に太く存在感の有る鞘が特徴で、様々な芳香成分を含む魅惑的なタヒチ産バニラ（Vanilla　Tahitensis）は多くのパティシエを魅了する素材と言えます。

マダガスカル産の優良品質グレードのバニラビーンズ(約２０～４０本前後）。高温多湿の熱帯地方に自生するラン科の植物で、開花して受粉後に成長する種の詰まった鞘状の実が原料となります。このバニラの実を収穫後に室に入れて熟成させて、発酵と乾燥を繰り返すことによりバニラ特有の濃厚で甘い香りが完成します。バニラの品質は、原料のバニラの実の品質はもちろんのこと、収穫後の熟成作業（キュアリング）の高度なノウハウが非常に重要になります。長さは13～18cmぐらいのものになります。生菓子、焼き菓子、チョコレート、氷菓など様々な洋菓子の仕込みになくてはならない素材です。

マダガスカル産の優良品質グレードのバニラビーンズ。お得な５００ｇタイプ。高温多湿の熱帯地方に自生するラン科の植物で、主な原産地はインド西部や中南米です。収穫した実はそのままでは良い香りはしませんが、手間のかかる熟成作業（キュアリング）を行うことによりバニラ特有の濃厚で甘い香りが生まれます。アメリカ先住民は、この貴重なバニラを調味料としてカカオ豆の飲み物（チョコレート）の風味付けに利用していました。大航海時代にアメリカにたどり着いたヨーロッパの人々は、心を魅了する濃厚で甘いバニラの香りに注目し、バニラビーンズは香料として大変珍重されるようになりました。長さは13～18cmぐらいのものになります。カスタードクリームやクッキー、パウンドケーキ、アイスクリームなど様々な御菓子の香り付けに利用されています。

マダガスカル産の優良品質グレードのバニラビーンズ。業務用ユーザーむけの徳用１ｋｇタイプ。長さは13～18cmぐらいのものになります。