クリームチーズ図鑑
お菓子作りや料理に良く使われる素材「クリームチーズ」。その種類は数多く、各ブランドごとに様々な特徴があります。
このクリームチーズ図鑑では、TFOODSで取り扱っているブランドのクリームチーズを「成分」と「試食会による食べ比べ」の2つの目線から比較してみました。
それぞれお菓子作りや料理には欠かせない項目を比較してみましたので、クリームチーズ選びの参考にしてはいかがでしょうか。
成分比較
カロリー(100g中)
キリ
330 kcal
フィラデルフィア
347 kcal
ポーリー
333 kcal
リュクス
339 kcal
よつ葉
333 kcal
ブコ
349 kcal

100gあたりのカロリーはキリが最も低く、次に低いのはポーリーとよつ葉。リュクスまでが340kcalを下回る。フィラデルフィアとブコは350kcalより少し低い。

乳脂肪分(100g中)
キリ
30.6 g
フィラデルフィア
33.6 g
ポーリー
33.0 g
リュクス
33.0 g
よつ葉
31.8 g
ブコ
34.0 g

乳脂肪は比較的カロリーと同じ傾向がみられる。カロリーと同じくキリが最も低く、次に低いのがよつ葉。以下はポーリー、リュクス、フィラデルフィア、ブコの順

試食比較

試食による比較は「固さ」、「酸味」、「乳味」、「白さ」の4項目を、それぞれ右の表を参考に5段階で評価しました。各ブランドごとに固い物、軟らかい物、さっぱりした物、酸味の強い物など様々な特徴がありました。

固さ 固い 5・4・3・2・1 軟らかい
酸味 酸っぱい 5・4・3・2・1 マイルド
乳味 ミルキー 5・4・3・2・1 さっぱり
白さ 白色系 5・4・3・2・1 黄色系

Kiriキリクリームチーズ1kg
ナチュラルな風味のフランス産クリームチーズ。さっぱりとした酸味とほどよい乳味のバランスが心地良く、爽やかな味わい。オールマイティな使い方が可能。そのまま食べるのにも向いている。

Kiriキリクリームチーズ1kg
Kiriキリクリームチーズ1kg

フィラデルフィアクリームチーズ2kg
オーストラリア産のクリームチーズ。ヨーグルトのような強めの酸味と風味が特徴的。色はバターの様に黄色が強い。状態は他のクリームチーズに比べて非常にしまっていてカタい。

フィラデルフィアクリームチーズ2kg
フィラデルフィアクリームチーズ2kg

ポーリークリームチーズ1.36kg
アメリカ産クリームチーズ。やや乳白色でなめらかな口溶け。酸味・乳味ともにバランスが良く、後味にキリっとした塩味。あまりクセがないので幅広い使い方が出来る。

ポーリークリームチーズ1.36kg
ポーリークリームチーズ1.36kg

北海道フレッシュクリームチーズリュクス1kg
北海道で飼育されている乳牛から採れた生乳を使用した国産クリームチーズ。なめらかな口当たりと塩分量を抑えたさっぱりとした味わいが特徴。色は他のクリームチーズに比べしっかりとした白色。状態はやわらかく作業性が良い。

北海道フレッシュクリームチーズリュクス1kg
北海道フレッシュクリームチーズリュクス1kg

よつ葉北海道十勝クリームチーズ1kg
北海道十勝地方で採れる良質な乳のみを100%使用したクリームチーズ。バターミルク独特の風味が特徴的で、コクと酸味のバランスが良い。状態は比較的やわらかいので作業性も良い。色は白色。

よつ葉北海道十勝クリームチーズ1kg
よつ葉北海道十勝クリームチーズ1kg

BUKOデンマーク産クリームチーズ1800g
デンマーク産のクリームチーズ。チーズの風味を強く、全体的にしっかりした味わい。後味はすっきりキレがある。状態はしっかりとしたカタめの仕上がり。製菓以外に料理との相性も良い。

BUKOデンマーク産クリームチーズ1800g
BUKOデンマーク産クリームチーズ1800g