ココアの粒子をコーティングすることにより、水分と油脂分の浸透を防止したトッピング専用のココアパウダーです(調整ココア)。通常のココアと同じ様に仕上げのトッピングとして適量をご使用ください。本品は色調が若干薄いですが、トッピングしていただくと徐々に馴染んでいき、一般的なココアと似た色調になっていきます。湿気に強いので、本品をトッピングに使用した生菓子を冷蔵ケースの中に入れておいても、表面のココアが泣きにくい（変色しにくい）製品です。

冷凍しても離水が少なく、なめらかな食感を保つ新しいタイプのゲル化剤。様々な種類のアガー製品が有りますが、本品は冷凍耐性を向上させたユニークな製品です。「イナアガーF」は、ゼラチンと違い仕込んだデザートを冷凍保存することが可能な画期的な業務用凝固剤です。アガー系の素材は、高温に弱く冷凍保管が出来ない「ゼラチン」の代用品として注目されています。
通常、水分量の多いゼリーやプリンは、冷凍保存後に解凍すると、激しく離水して品質が著しく低下してしまします。冷凍耐性に優れた「イナアガーF」を使用する事で、解凍後の離水が大幅に低減されます。これにより従来は難しかったゼリーの冷凍保存が可能となります。冷凍保存に特化しても、クリアな透明感やなめらかな口当たりなど、通常タイプのイナアガーの特性は変わりません。もちろん常温でも凝固します。冷凍時は糖度20以上を目安にして下さい。
基本的な使用量は、フルーツゼリーであれば、本品13ｇ、砂糖50ｇ、ジュース（果汁100％）500mlになります。使い方は、まずイナアガーFと砂糖を良く混ぜ合わせ粉体混合します。次に、温める前のベース素材に混ぜ合わせた本品をダマにならないように少しずつ添加して溶かしていきます。軽く沸騰するまで加熱したら火から下ろし、容器に充填して冷やせば完成です。冷凍保存ができるので、製造効率の改善や商品廃棄の削減に貢献いたします。

※酸度が高い果汁などに使用すると固まりが弱くなる場合があります。
※ヨーグルトや乳酸飲料に使用すると凝集が起こります。
※コーヒーゼリーに使用すると解凍後の離水が多くなります。

クレームブリュレやムース、プリンの仕込みに最適な製菓用寒天。本品は「低ゼリー強度寒天」として特許を取得した新食感のゲル化剤です。一般的に寒天で固めたものは、固くて脆いのが特徴です。「ル・カンテン・ウルトラ」と名づけられたこの製品は、寒天の分子を短くすることでかっちりと固まらないようにゲル化強度を調整し、なめらかでとろっとした食感を実現しました。
さらに洋菓子の素材として使いやすいよう、顆粒状にすることで溶解性を高めています。通常の寒天の1/20の凝固力に抑えることによりゼリー強度を弱め、寒天分子が壊れやすい構造なことから滑らかな食感を実現。ゼラチンの代用として十分にご利用いただける、特殊な寒天素材です。また、海藻主体のアガー類（カラギーナン系）の凝固剤はソフトで弾力の有る仕上がりになりますが、「ル・カンテンウルトラ」の真骨頂はなめらかでまったりとした仕上がりにあります。一般的な寒天と異なり、沸騰させることなく約80度の加熱で溶解します。約30度から凝固し始め、ル・カンテンで仕込んだ製品は50度程度まで昇温しても形崩れしにくい傾向が有ります。温度の上昇にデリケートなゼラチンよりも安定感が有り、夏場の気温が高い時期でも保形性に優れた製品です。
おすすめレシピは黒ごまプリンやクレームブリュレ。クリーミーでなめらかな仕上がりが楽しめます。寒天の特性として、ゼリーが壊れると同時に離水が生じますが、そこには素材の甘味や旨味、香り等の成分も含まれており、優れたフレーバーリリース効果が有ると言えます。果汁や緩いソースに添加していただくと、とろみが付いて保形性が向上しダレにくいクリーム状に改善できます。ナパージュ作りにもお勧めです。ゼラチンよりも融点が高いことから常温で溶け出すこともないので、夏季のムースの仕込みの際にゼラチンの代替品として利用いただけます。
水分量の少ない配合のデザートであれば、冷凍することも可能なので、アレンジ次第で冷凍保存により生産効率の改善にも貢献します。標準的な使用量は1％前後になります。使い方次第で、普通の寒天やゼラチンではできなかった食感を実現できます。
 

コーヒー豆の形をした飾り用の業務用チョコレート。ほぼ実物のコーヒー豆と同じくらいのサイズで、表面は綺麗な光沢仕上げになっています。昭和の時代から生産されており、ロングセラー商品です。主にトッピングに利用されていますが、そのまま食べても美味しいコーヒー風味のチョコレートです。

【有機JAS認定】
有機JAS認定のオーガニック・ココアパウダー（ココアバター10～12％含有）。有機栽培されたカカオ豆を低温ロースト加工を行っています。アルカリ処理されたオランダ式のココアパウダーで、酸味が少なく、味はマイルド。低脂肪タイプなので、ハイファットココアの代用として使用する場合は、配合を調整してからお使い下さい。

アフリカのガーナで収穫された良質のカカオ豆を原料に、こだわりの製法で加工した製菓用カカオマス。「T&C」ブランドで親しまれてきた大東カカオが生産する、計量のしやすい国内製造の業務用製品です。
カカオマスとは、砂糖や乳成分を添加していないカカオ分100％のチョコレートのことで、「カカオペースト」や「パート・ド・カカオ」とも呼ばれています。一般的なカカオマスの製造方法は、選別・洗浄したカカオ豆を粉砕して皮と胚芽を取り除き、カカオニブという形状にしていきます。このカカオニブをロースターで焙煎し、グラインダーで磨り潰して流動状のカカオマスにます。さらにプレス機にかけて余分なカカオバター分を取り除いてテンパリングし、固形のカカオマスに仕上げていきます。原料となるカカオ豆の産地や品質、さらにローストの違いにより、カカオマスの品質は大きく左右されることになります。
本品は直接熱風型ニブロースター（LBCTライン）と呼ばれる設備を使い、選別した高品質のカカオニブに直接熱風をあててじっくりとロースト加工しています。LBCTラインでは低菌化と色調調整処理を行い安定した品質のカカオマスが製造可能で、この専用ラインでの加工によりカカオニブにしっかりと熱が加わり、カカオの風味を最大限に引き出しています。一般的な使い方としては、カカオ本来の味と香りがダイレクトに伝わりますので、チョコレートの風味や苦味の強化にお使い下さい。もちろん、カレーやソース等の料理の隠し味としてもご利用いただけます。扱いやすいピストールタイプなので、板状のカカオマスに比べて計量しやすく融解しやすいので作業性に優れてます。
カカオマスに含まれるポリフェノールの効果が注目されており、近年カカオマスの需要が増加しています。
尚、大東カカオはチョコレート・メーカーとしての企業責任の一貫で、持続可能なカカオ産業の実現のためにWCF（世界ココア財団）に加盟しています。

バラル社は1883年創業のオリーブ専門メーカーで、南フランスのニース近郊に拠点をかまえています。南仏や地中海沿岸で栽培される良質のオリーブから、オイル漬けや塩漬けをはじめ様々な製品を加工しています。本品は、イタリア中部のアブルツォ州で無農薬栽培された、レッチーノ種やカイユティエ種等のオリーブを原料とし、コールドプレス製法にて作りました。欧州の厳しい基準に適合したBIO（オーガニック)オリーブオイルです。みずみずしいオリーブの香りで、苦味やスパイシーな後味はほとんど残らない非常にマイルドな味わいです。

フランスのキャップフリュイ社の業務用冷凍ピューレ。自然のままのみずみずしさ、香り、風味がしっかりと感じられる高品質な冷凍パイナップルピューレ（無糖）。特に夏のデザートの仕込みに人気の商品です。

欧州産のブルーベリーの業務用冷凍ホール。野生種のブルーベリーで、直径は7～10ミリぐらいのサイズになります。ジャム作りに人気のフルーツです。ボワロン社は冷凍フルーツピューレだけでなく、冷凍フルーツホールも高く評価されています。

イラン産の渋皮むきピスタチオのホール。深みのある緑色で実は少し固めです。ピスタチオ特有の旨みが有り、色合いがしっかりしているのでデコレーションに最適。粒サイズは約15mm程度。輸入時期によって多少サイズや色のばらつきがありますが、品質に問題なくご利用いただけます。

アメリカ産の小粒で味が詰まったワイルドブルーベリー（野生種）をドライ加工したもの。パンやマフィン、クッキーなどの練りこみに。輸入時期によって多少色や硬さにばらつきがありますが、品質に問題なくご利用いただけます。
 

地中海のイタリアで盛んに栽培されてきた柑橘類の一種で、果皮に独特の芳香が有ります。このベルガモット・オレンジのアロマを紅茶の茶葉に添加したものが「アールグレイ」として親しまれてきました。ベルガモット本来の風味・酸味を生かすため、加糖せずに仕上げたベルガモット100％の業務用冷凍フルーツピューレ。非常に豊かな香りと爽やかな味わいが特徴的。少量の使用でもしっかりと風味が感じられる商品なので、お菓子のアクセントに最適です。

食品添加物のビタミンCです。酸味付けやフルーツなど食品の酸化防止にご利用下さい。またコーヒーゼリーに添加することで質感をクリアな状態にする作用もあります。栄養強化の目的で食品や飲料品等に配合されることもあります。

桜の花をモチーフにしたチョコオーナメントです。直径約28ミリで、天然着色料で淡い桜色の花を再現しました。花びらや雄しべをくっきりとデザインし、小さいながらも存在感の有る仕上がりです。日本を代表する桜の花は、日本人だけでなく海外の観光客からも親しまれている人気の花で、近年では一年を通じてデコレーションに利用されています。カットケーキや、皿盛りのデザートの飾り付けに。

ハロウィン限定のチョコレートオーナメント。骸骨をモチーフにしたもので、サイズは直径約29ミリです。意外とこの手のデザインの製品が少ないので、貴重な存在です。髑髏と言うとちょっと怖いイメージが有りますが、こちらの商品はわりと愛嬌のある仕上がりです。小物のケーキや、皿盛りデザート、ドリンクメニュー等にどうぞ。

大東カカオのトップグレード「アンセム」シリーズに、新たに単一産地カカオ豆（シングルビーンズ）の製菓用スイートチョコレートが加わりました。現地農園の調査、収穫後のカカオ豆に最も適した発酵条件等の精査、焙煎条件等の製造工程の再設計、といった収穫から生産までの全てを約7年の歳月を費やして一つずつ解決し商品化しました。
エクアドルのハシエンダビクトリア農園で栽培されたアリバ種カカオ豆を使用。アリバ種は原生種に近いと考えられているエクアドル固有の品種で、この貴重なカカオを栽培から収穫までしっかりと管理しています。また、アリバ種の繊細な風味を最大限に引き出すために、ロースターの温度調整とロースト時間を細かくコントロールしています。
カカオ分65％に調整しているので甘さは控えめで、華やかなカカオのフレーバーと苦みが広がると共に、ほのかな酸味とさっぱりとした渋味が余韻として感じられます。カカオ本来の風味を活かすために香料は不使用。シングルビーンズの特性として、収穫時期ごとのカカオ豆の風味のブレがそのままチョコレートに反映されるので、多様な自然環境の中で育まれたナチュラルなカカオ豆の風味をお楽しみいただけます。流動性も良いので、ガナッシュやムース、モールディング等にお勧めです。

厳選されたカカオ豆をフライ加工し、粉砕した製品。一般的に粉砕加工処理した業務用カカオニブは固い状態のものが多いですが、本品はフライ加工してあるのでカカオニブの硬さが弱まり、わりとさっくりとした食感になっていて食べやすくなっています。甘味などは一切添加されていない為、カカオ豆の苦味と香りがしっかりと感じられます。生地に練りこんだり、チョコレートやキャラメルなどでコーティングをしてご使用ください。仕上げのトッピングとしてもご利用いただけます。

パーム椰子が原料の、植物性グリセリン100％の乳化剤（液体）。水分と油脂の乳化力を高めたり、アイスクリームなどの氷菓の凍結点を降下させて滑らかな食感を得ることができます。乳化剤として使用する場合は、全体量の0.2～0.3％程度。アイスクリームなど氷菓に使用する場合は、全体量の0.5～2％程度。本品は全ての食材で劇的な乳化の効果が発揮できるわけではございません。配合によっては十分な乳化状態にならないことがございますので、ご了承下さい。

「T&C」ブランドで業務用チョコレート製品を販売している大東カカオ社の、トップグレード「スペリオール・シリーズ」のハイカカオのクーベルチュールです。高品質なフレーバービーンズを配合することで、産地ごとに個性の有るカカオ豆の風味をダイレクトに味わえるハイグレードな製菓用チョコレートです。エクアドル産のカカオ豆を主体に、香料を一切使用せずに作られたカカオ分70％のクーベルチュール。力強くピュアなアロマが特徴。国産のチョコレートメーカーなので日本人の嗜好に合った上品な仕上がりになっています。ガナッシュやムース、トリュフ、生チョコ等、様々な用途にご利用いただけます。

1883年創業の伝統と革新が生み出す最高品質のフランス産シロップ（ラム）。調香師による自社ラボでの研究により、洗練されたエレガントな味わい・フレーバーを実現。フレンチアルプスの大自然から湧き出る美しい天然水と、上質なサトウキビを使用した甘蔗糖を主原料にして、全てフランスの自社工場で生産しています。本品はラム酒の風味を再現したノンアルコールのフレーバーシロップです。「サバラン」や「ババ」等、ラム酒を使った伝統菓子は色々有りますが、アルコールが苦手な方は残念ながらお召し上がりいただけませんでした。本品をご利用いただければ、ラム酒を配合したデザートをノンアルコールで仕込むことが可能です。本物のラム酒と比較するとパンチの有る風味は有りませんが、ラム酒特有の味と香りは上品に再現されています。洋酒を使いたくないカクテルやデザートの仕込みに一度お試し下さい。その上質な味わい・香りは、世界中のプロフェッショナルから支持を得ています。