甘みを抑え、カカオとミルクの風味をバランスよく仕上げたノンテンパーコーティングミルクチョコレート。湯煎で溶かすだけで、すぐにコーティング作業に取り掛かれます。カカオマスによって増したチョコレート感とミルクの豊かな風味に、更に深みを出すためアクセントとして天然バニラエキストラクトを加えました。

ミルク感とタヒチ系バニラの芳醇な香りを絶妙なバランスで配合した、業務用コーティングホワイトチョコレート。面倒なテンパリング作業無しで、湯煎で溶かすだけですぐにコーティング作業が可能です。削る手間のかからない形状も評価されています。ホワイトチョコレートらしいおだかな乳味で、口解けの良いパータグラッセです。

ヴァローナ社が2011年にリリースした「キャラメリア」は、ノルマンディー地方の伝統的なミルキーで濃厚な「コンフィチュール・ド・レ」（ミルク・ジャム）から発想を得て作られた全く新しいキャラメル風味のミルクチョコレートです。それまでのヴァローナ社が製品化してきたミルクチョコレートと比較すると、製法に大きな違いが有ることが分かります。これまでのミルク・チョコレートのキャラメル風味は、砂糖を加熱することによって発現する風味であったのに対し、「キャラメリア」は牛乳をゆっくり加熱することによって起きるメイラード反応を利用して、滑らかで厚みのあるキャラメルの味わいを生み出しています。つまり、牛乳をキャラメリゼするという、甘味の印象が残りがちな従来のミルクチョコレートとは異なる作業工程を取り入れています。今まで砂糖だけをキャラメリゼしたキャラメル風味のミルク・チョコレートと比べて、甘さ控えめで濃厚な味わいが楽しめます。クリーミーで力強いキャラメル感とカカオの風味が交じり合う豊かな味わいのミルクチョコレートです。

くるんとカールしたトッピング専用のチョコレートです。チョコレートを削って作るコポーと同じように、仕上げのデコレーション素材としてご使用いただけます。軽い食感ですのでチョコレート系のケーキのトッピングにはもちろん、トリュフにまぶしたりして使う事も出来ます。デザートやアイスクリームの飾りにも最適です。

【有機JAS認定】
有機JAS認定のクーベルチュール（72％）。カオカ社は、1993年に設立されたオーガニック専門のフランスのチョコレート・メーカーです。カカオ豆の栽培からチョコレートの製造までの一貫したノウハウを保持しており、持続的なカカオ豆の有機栽培を実現するために農家への支援に取り組んでいます。この「アロヨナ72％」は、ドミニカ産のカカオのみを限定使用。繊細な酸味と赤いフルーツや柑橘などの香りが感じられます。レシチン無添加にこだわったオーガニック製法のダークチョコレートです。

【海外オーガニック認定】
海外オーガニック認定のクーベルチュールミルク（37％）。ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴから北西150kmの所に位置するアロヨ・トロ地域で収穫されたトリニタリオ種の有機カカオのみを限定使用。フルーティーでまろやかな香りと繊細な酸味が特徴。カカオとミルク、バニラがバランス良くマッチングした、すっきりとした甘さのミルクチョコレートです。

オーガニック専門のチョコレートメーカー「カオカ社」が生産する業務用チップチョコレート（ドロップ･ショコラ）です（旧品名：ドミニカ・ドロップ50％）。サントメ・プリンシペやその他の国から厳選したカカオ豆を使用して商品化した焼成用のチップチョコです。有機JAS認定のチョコチップは希少価値があり、「有機バトンショコラ48％」と共に人気の焼き込み専用チョコレートです。カオカ社に供給される有機カカオ豆は有機認証機関エコサートの基準に基づいて年次監査が行われており、2002年設立の「ビオパルトネール協会」が生産者への社会的援助・生態系保護活動に取り組んでいます。ドミニカ共和国産のカカオ豆を原料に、カカオの香りと甘さのバランスのとれた味わいで、少量でもカカオの香味がしっかりと感じられます。焼き残りが良いため、焼菓子、パンの練り込みやアイスクリームのトッピングに最適です。

カカオバリー社が生産しているベーシックなホワイト・チョコレート。カカオ分は29％で、ほど良い甘さに仕上がっています。作業性の良いコイン状タイプで、5kg入りの業務用サイズです。甘さも風味も上手にまとめられていて、口溶けもほど良くオーソドックスな仕上がり。キャラクターの異なる「ピストール・ゼフィール34％」も追加されて、用途に応じて選択できるホワイトチョコレートの種類がさらに豊富になりました。

サクサクとした食感のシリアルを、ミルクチョコレート「キャラメリア36」でコーティングしたもの。ノルマンディー地方の伝統的なミルキーで濃厚な「コンフィチュール・ド・レ」（ミルク・ジャム）から発想を得て作られた「キャラメリア36」とシリアルとのマッチングは抜群で、濃厚でクリーミーなキャラメル感がなんとも言えない仕上がりに。アイスクリームやムースなどに食感のアクセントとして加えたり、デコレーション素材として最適です。粒のサイズは直径約5～7ミリ前後となります。一般的にはシリアルは湿気に非常に弱い素材ですが、本品はチョコレートで綺麗にシリアルをコーティングしているので、多少水分の多い素材に触れてもサクッとした食感が損なわれる心配が有りません。他のパール・クラッカン・シリーズとブレンドしてトッピング素材としてご利用いただくと、カラフルな色彩がよりポップなアクセントとなりデザートの表情を豊かに演出します。

厳選されたカカオ豆をフライ加工し、粉砕した製品。一般的に粉砕加工処理した業務用カカオニブは固い状態のものが多いですが、本品はフライ加工してあるのでカカオニブの硬さが弱まり、わりとさっくりとした食感になっていて食べやすくなっています。甘味などは一切添加されていない為、カカオ豆の苦味と香りがしっかりと感じられます。生地に練りこんだり、チョコレートやキャラメルなどでコーティングをしてご使用ください。仕上げのトッピングとしてもご利用いただけます。

高級製菓原材料の専門商社であるサンエイト貿易が、シンガポールのアールスト社の協力を得て開発したブラックチョコレート。カカオの苦みと甘さのバランスが良くどんなお菓子にも合わせやすい商品で、幅広くご利用いただけます。形は扱いやすいフェーブ状（コイン状）です。

ブラジル産のカカオのみを使用したヴァローナ原産地限定シリーズ「グラン・クリュ・テロワール」の製菓用クーベルチュール（ブラック）。南米ブラジルはカカオ豆栽培に最も適した地域の一つで、大航海時代にアマゾン川流域に広がる広大な南米原産のカカオ（フォラステロ種）の森の存在がヨーロッパに報告されるほど豊かな環境でした。ヴァローナ社はブラジルにおいてもカカオ豆のさらなる品質向上のために、現地農園と共同して様々な取り組みを行っています。「マカエ62」（MACAE)は、古くからカカオ豆の産地として知られていたこのブラジル産の良質なカカオ豆だけを使用して、ヴァローナ社が作り上げた産地限定スイートチョコレートです。アプリコットやマンゴーの様な黄色いフルーツをイメージさせるやわらかく甘酸っぱい風味に続き、力強いカカオの風味とロースト風味、最後にしっかりと感じられる苦みが特徴。ペルー産カカオ豆の「イランカ63」やマダガスカル産カカオ豆の「マンジャリ64」と食べ比べてみると、それぞれの国の気候風土の中で育まれたカカオ豆の個性の違いをお楽しみいただけるのでお勧めです。

カカオバリー社が生産する、カカオ豆から抽出した製菓用カカオバター。フランス語表記では「ブール・ド・カカオ」となり、英語ですと「ココアバター」となります。脱臭加工済みのココアバターを、ピストール（コイン状）状に成形したものです。小さな粒状なため、固まりを削る手間なく計量でき、非常に使いやすい商品です。チョコレートに追油していただくと、流動性が向上します。ピストレ用のアパレイユ作りに重宝します。

カカオバリー社のホワイトチョコレート「ブランサタン29」に、新たな仲間が加わりました。カカオバリーが提案する甘さを抑えた新しいタイプのホワイトチョコレート。カカオバター分の配合比率を高めて、流動性をさらに向上させています。ミルク分が25.8％に引き上げられているので、ブランサタン29よりもクリーミーな仕上がり。ホワイトチョコレートにありがちな強い甘味をマイルドに調整しています。フルーツピューレなど他の素材と合わせた時に素材の味を邪魔せずに使用する事が可能です。甘みは控えめながらミルクの風味はしっかりと感じられます。ガナッシュやムースに最適なホワイトチョコレートです。

カカオ分55％のブラックチョコレートを使用したヴァローナのクーゲル。中心が空洞になっているので、中にガナッシュを詰めるだけで、簡単にトリュフが作れます。1個あたりのサイズは直径約26mm（開口部直径約10mm）、約2.6g。

カカオ分35％のミルクチョコレートを使用したヴァローナのクーゲル（業務用）。中心が空洞になっているので、中にガナッシュを詰めるだけで、簡単にトリュフが作れます。1個あたりのサイズは直径約26mm（開口部直径約10mm）、約2.6g。

ホワイトチョコレートを使用したヴァローナの業務用クーゲル。中心が空洞になっているので、中にガナッシュを詰めるだけで、簡単にトリュフが作れます。1個あたりのサイズは直径約26mm（開口部直径約10mm）、約2.6g。

他の素材を引き立てるベース素材として開発された製菓用ホワイトチョコレート。ヴァローナ社は、ホワイトチョコレートでは「イボワール35％」を生産していましたが、多様なお菓子作りをサポートするために新商品を開発しました。「オパリス」（OPALYS)は、より白い色味を追求したもので、神秘的な輝きの宝石「オパール」と、「純粋」や「無垢」の花言葉を持つ「白百合」を組み合わせてネーミングされました。従来のホワイトチョコレートに比べて、甘みが抑えられているので、他の素材と組み合わせやすいのが特徴です。甘さは控えめですが、ヴァローナ社による優れたバランスの配合により、リッチなミルク感は十分に感じられる商品です。素材の味を邪魔しないという点では、コーティングチョコレートとしても強みを発揮します。乳白色にこだわった色味は、ホワイト・オパールを連想させるような魅惑的な色調で、チョコレート専用の食紅との相性も良いものです。より繊細な色調の表現を追及するパティシエが増えている中で、いみじくも「オパリス34」は時代のニーズに応える素材となりました。このように「オパリス34」は、トラディショナルなホワイトチョコレートの「イボワール35」とは異なるキャラクターのクーベルチュールとなっています。用途に合わせて2種類のホワイトチョコレートを選択いただけます。

ベネズエラ産のカカオ豆のみ使用するエルレイ社の73.5％ダークチョコレート。EL REY社（エルレイ）は1929年創業の南米を代表するチョコレートメーカーです。ベネズエラ各地の農家に直接投資すると共に、栽培・生産技術指導をバックアップしています。「アパマテ」にはベネズエラでの生産量の約40％を占める「カレネロスペリオール種」を贅沢に使用。苦味と渋味・酸味のバランスが良く、ハイカカオの部類ですがやわらかな口当たりが特徴的。強烈な苦味や不快な酸味は無く、カカオの風味が立ち上がると共に柔らかな酸味が感じられ、後半から渋味が余韻として広がっていきます。それはベネズエラの豊かな大地をイメージさせるような印象で、片田舎で作られたビンテージ・ワインの様な大人向けの渋い仕上がり。通好みのクーベルチュールです。

ベネズエラ産のカカオ豆のみ使用するエルレイ社の61％チョコレート。近世以降のカカオ豆栽培が盛んになった当時から「世界的な高級チョコレートを作り出す」と評価されてきたカカオ豆の品種の一つである「カレネロスペリオール種」を使用しています。繊細な苦味と上品な甘さを香り豊かに表現した商品で、ウッディーなアロマとカカオの風味がほど良く感じられます。カカオ分が61％有るのですっきりとした甘さで苦味もほど良く、ちょっと甘さを抑えたい時に重宝します。バランス良く仕上がっているので、初めて「エルレイ」ブランドのチョコレートを選ぶのであれば、この「ミハオ61％」が最適です。生菓子から焼き菓子まで幅広くご使用下さい。